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仮説(仮称)

ファミコン画面の昔のホントの所

Twitterにて、
なんかしらんけど、マニアには有名な某ゲーム製作者が
「WiiUのバーチャルコンソールの画像がクッキリじゃなくてダメだ」
とツイートをしつこく繰り返してた事があって…

それを見かけた僕も

ま、別に彼ほど気にはならないけど
クッキリとボヤカしの切り替えくらいコンフィグであったら欲しいかなぁ

なんて思ってました。

その後、その彼はあまりに大人げなくそれをしつこくしつこく言っていたので
結局リムーブしましたが…(余談)


よくよく考えてみると、僕がファミコンで遊んでいた時代、
そんなクッキリ画面で遊んでいたかしら?

と「ふと」的に気づいたわけですな。

最初のファミコンってぇのは接続方法がRFスイッチというのを使います。
簡単にいやぁ、自分ちのTVの1チャンネルか2チャンネル、
地方によって番組が映らない方のチャンネルに
信号をアンテナ線から流し込んでジャックしてしまうわけですな。
RFスイッチってのはTVとアンテナの接続部分の所の間に噛ませるわけで
非常に原始的なものです。
当時のゲームマシンというのはだいたいこれでした。

これが相当デリケートだったんですよ。
ある年齢層の方でファミコンで遊んだ方は覚えてらっしゃると思いますが。
ノイズが入りやすい。
きちんと必要な画像データをTVに映すのは
結構な工夫がいりました。
RFスイッチの接続具合だけじゃなくて、
ファミコンに接続するコードの位置によって画面の具合が違ったりして。

大抵はちょっと「ザラザラ」したり、「縦線」が入っちゃったりしました。
たまたまでもピシっと綺麗に映る時は「おおっ」と思ったものです。
綺麗に映ったってなんか縞模様が出てたりしてた…

だから、あの当時でクッキリハッキリのファミコン画面、
というのは確実ではなかったと思います。

当時、アナログのコンポジット端子があった
ツインファミコンが憧れだったりしましたしね。
(と言ったって、コンポジットが刺さるTVもそんなになかった…)

そして、そういう環境でSS・PS・64時代までプレイしてた人もいるのですよ。
(それぞれRFスイッチがありました。)


ただ、今は昔、それを忘れてしまうんですよねぇ…


「僕たちが遊んでたファミコンはクッキリハッキリだった!」

みたいな思い込みは、業の深い事かもしれません…。
by ca_setsu | 2013-12-03 13:40
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